こげつたん[さみ短3]
二幕
 
『          』


風が嘆く月に囁きかける。



その風を見た時から
囁きを聞いた時から
月は嘆くのをやめた。







月の側で風が吹く。





月の光を受けて
金色に輝く風。



 
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