恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─

病院

一方病院には星弥、祐希、コーチ、聖佳逹の父母、聖佳の担任、部長、里中がおり、祐希が里中を責めていた。




「何したか、わかってるんですか!?」
「もちろん、わかってるよ。私は彼女が死んでくれたほうが好都合だって思ったからあんな事をしたの」
「な……、馬鹿な事を言って」




そう言った時祐希が冷静な状態ではなかった。そして里中の顔を打とうとしているのがわかったから、先生が止めさせた。





「里中がやった事は悪い。だが、俺達に謝ってもらっても意味がない。今はただ祈ることしか出来ない」
「そうだよ…」



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