恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
先生が気を使って里中以外の人を外に出してくれた。




「……。松瀬……本当にごめんなさい。私、最初は松瀬が居なくなっちゃえば良いって本気で思った。……けど、先生逹が祈っているのを見たり、時間が1時間進んで行くにつれてどんどん不安になって行ってその内、【なんて馬鹿な事をしたんだろう】って思った。だから……生きていてくれて本当に嬉しかった……。これは…。これは……本当の気持ちだよ。神に誓ってもいい……」


「うん……ありがとう」



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