恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─

昼放課

そして昼放課―





「美季。食べ終わった?」
「うん」
「よし、行くよ」
「どこに?」
「図書室」
「図書室?」
「うん」



とりあえず付いて来ているような美季。聖佳は図書室のドアを開けた。



「祐希君」
「松瀬。はい、座って」
「鮎川さん、久しぶりですね。ここで会うのは」
「本当。今回も図書委員やってくれるの?」
「もちろん。美季、自由にしてていいよ。鮎川さんの手伝いしてもいいし」
「うん。……図書室なんて全然来てなかったな」
「やってくれる?」
「はい」








図書室の司書は裕太の母親だ。裕太が母親に会いたくないから星弥が裕太と帰るときは4時40分くらいに学校を出ることが多い。


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