恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
その時、祐希の携帯に水花が付いているのきづいた。







「お前、それ何だ?」
「これ?水花だよ。聖佳にもらったんだ」
「ふーん。……お前も何かプレゼントしたの?」
「うん。咲姉と同じネックレス。色は違うけど」
「まじかよ……。……ってかさ、プレゼントってあげたほうが良さげ?」
「そりゃ、少しは」
「だよな。はぁー」
「何?まさか、裕太。一度も星弥にあげたことないわけ?」
「うん。まずい?」
「かも。星弥は勘が鋭いし、聖佳は聞かれたら大抵の事は答えちゃうから、僕が聖佳にあげた……」
「ストップ。頼むからそれ以上言わないで」
「了解。じゃあ、風呂入るわ」
「わかった」


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