恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
時計は12時30分を指している。駅の近くにあるパスタ専門店。そこに4人はいた。





「ミートスパゲッティとペペロンチーノを2つずつ」
「かしこまりました」







しばらくして、料理がやってきた。いつもと変わらない会話。けれど、今日からそれぞれの夢のためにそれぞれの道を歩むんだ。






「ごちそうさま」
「僕も」



聖佳と祐希は先に食べ終えた。



「早いね、デート?」
「まあ、そんなとこ?お金、置いとくから払っておいて」
「おぅ。楽しんで来いよー」

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