恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
「良い子達だな。あたしもそろそろ行くかな」



仲先生が立ち上がった時、大きな笑い声が聞こえた。




「あはは。うっそー」
「ほんとだってばー」
「予鈴が鳴ったっていうのにまだ話してんのかよ」



彼女逹の側に行った。



「おいっ。予鈴鳴ったぞ。早く教室戻れ」
「はーい」
「…」
「おい、聞いてんのか」


何人かが教室に向かう中、三人ほどまだ残っていた。



「あっ、あたしですか?もちろん聞いてますよ。でも、もう少し待って下さいよ。もう少しで終わるんですから」
「何?まだ食べてのか」


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