れもねーどⅡ
汗と涙の勉強
次の日

母 「本当に大丈夫なの??」

霞音「大丈夫だってー」

母 「だって。お医者さんはまだ

   休養が必要だって!」

霞音「自分の体なんだから。

   自分の方が分かるってば。」

父 「まぁ、無理をしないで、帰り

   たくなったら、帰っておいで。」

まだごちゃごちゃいう両親をふりきって

玄関の扉を開けた。

雲が1つもない青空はいまのあたしの

気持ちのようだった。

霞音 「ぅーん!さぁ行くか!」

ぎゅーっと伸びをして進むと

ドンッ

霞音「いったー・・・」

瞬 「わりぃ。ってお前かよ!」

霞音「お前!じゃないから!!

  てぃうか。なんでこんなとこに

  いるの!?」

瞬 「言ったじゃん。迎えにいってやるって。」


あぁぁ。。。すっかり忘れてた。。。

アタシは慌てて笑顔を作った。

霞音「あ。あぁ。待ってたの。」

瞬 「お前、嘘つくの下手すぎー 笑
  
   おっさんみたいに伸びしてたくせに

   よく言うょ。」

霞音「おっさんって!?

   若き乙女に何を言ってんのよ!!」

あたしは勢いよく言うと、キッと睨んで

サッサと歩き始めた。
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