シークレットダイヤル☆
指令1
初指令に向けて動きだした…



依頼とは

『大企業の孫同士の婚姻話をやんわり破棄させること』


大企業UT電器の会長が後継者の事で頭を痛めていた。

できのいい孫に期待を寄せ、高校生の孫のフィアンセ探していたところ

三恵物産の孫娘に目をつけた…

だが三恵物産の娘は今はカナダに在住…

断っても断りきれない三恵物産の会長は

シークレットダイヤルに助けの依頼を…


「あたしはUT電器のお孫さんに

婚約を破壊させるようにもっていけばいいねんな!」


「契約や取引に影響が出るので重大な役目やぞ」

かっちゃんが言った



「うん。あたしがお嬢様かあ(笑)」

    (^-^v)



 「甘くみるな!!」


真ちゃんがリビングに入ってきた




「まこっ!相手の男を落とすんじゃなくて断るように仕向けるねんでお前にできるんか?」



あのぉ(*'с'*)ノ

落とす方が大変だと思うけど…

そりゃ真ちゃんは取っかえ引っかえモテモテかもしれないけど

あたしはそんなの無理だし嫌や!


大企業の孫に拒否られたらいいねんやんな!


拒否られるのはあたしの得意分野かも(笑)


きっとできるよ



「真ちゃん。あたしやってみる」



「SDの看板を担ぐねんぞ」

(SDとはシークレットダイヤルの略)


「わかってる」


真ちゃんは真剣なあたしの目を見て

「やってみろ」と言ってくれた


v(^‐^)
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