シークレットダイヤル☆
大学を出た

今日ここに来て本当によかった。

ケイと先輩のこともそうだし

進路についても
バスケでやっていこうと決心がついた。

なんだか気分がいい

(^-^*)v




1人で電車に乗った。

藤本は何してるかなぁ


携帯を開く

あぁ藤本の携番しらなかったんだ・・・

不覚 (≧ヘ≦)  


ルンルンだった気持ちがため息に


停車した駅で
ゾロゾロとジャージ姿の男子が乗ってきた。

ふと視線をそっちに向けると
向こうもこっちを見てた

NISI・・・バスケット


あっ!まこくんの学校だ。


こっちを見て
こそこそと話をしてる子の間から

ひょこっとまこくんが顔を出した

あたしは不機嫌な顔から笑顔に変わった

(*゚∇゚)ノ アァ♪


まこくんは・・・

藤本と同じ中学出身で
今はうちのライバル校のバスケ部

彼は誠で

あたしは真琴

だから『まこくん』って
呼んでる。

まこくんは背が高くて
彼の速攻は目が離せない!

そう。あたしを初めて好きだと言ってくれた人


あたしは藤本に片思い真っ最中で
彼の気持ちに答える余裕はなかった。

でもね…人生で初めて自分を好きって言ってくれた
彼の言葉は今もあたしの宝物

< 304 / 366 >

この作品をシェア

pagetop