呪われた学校
「梨莉花!どうしよう!私達死ぬの?」
奈美が小声で言った。 「・・・・・・」
何も言えなかった。
どこだぁ~!出てこ~い・・・
あいつが近付いて来た。
私は覚悟決めた。
「奈美!私がおとりになるから早く逃げて!」
奈美に思い切って言った。
「梨莉花!何言ってんの!一緒に逃げよう!」
奈美は、泣きながら言った。
「奈美!よく聞いて!私達二人とも助かるのは無理よ!だから奈美だけ逃げて!」
私は、奈美を説得した。 「分かった・・・」
奈美は、急いで逃げた。
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