呪われた学校
「私と奈美以外、会った事無いじゃない!ふざけないで!」
私は、美羽に必死に言った。
「梨莉花・・・まだ分からないの!?どうして私が千歌と彩奈と萌湖の名前を知ってるか分かる?」
私は、しばらく黙った。もちろん、どうして名前を知ってるかなんて分からない。
「・・・私達・・・6人が・・・友達だったからよ・・・」
「ーーッ!?」
どういうことかさっぱり分からなかった。
「まぁ分かるはず無いわよね・・・貴方達は記憶を失ってるんだから・・・」
「記憶を失ってる!?」
「そう・・・貴方達は記憶を失ってるの・・・」
「でもどうして!?なんで私達が記憶を失ってるの?」
「・・・事故があったから・・・」
「事故!?」
「そう・・・事故・・・」
「どうして事故があったの!?」
美羽は、悲しい目をして私に言った。
「それはね・・・」
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