お化け屋敷
宴会?が一通り終わり、静かな夜となった。




「雄三さん。私達もそろそろですかね??」



「・・そうだな。もう、梨花の失くした気持ちは戻ってきつつあるし、俺も何だか満ち足りた、というかいい気分だよ。このまま成仏しても何の悔いもない。」




「私もです。それにほら、体から光が・・。」



「という事は成仏するのに丁度いい時期なんだな。そんな時期に成仏できるなんて俺は幸せだよ。」




「ふふふ。そうですね。じゃあ、梨花さんを起こしましょうか。」




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