恋した相手はライバル!?
「泣きたいだけ泣け。

君は心を全て封じて
今まで生きてきた。

今日から封じず
自分の気持ちに素直に
なって生きたらいい。」

「素直に?」

「ああ。そうだ。」

正道の言葉に隼人は、
頷いて顔つきが変わった
気がした。

「けど結城に・・・。」

「妹の事は気にするな。
直ぐに諦める性格でも
ないから。

友達から始めろ。
兄が言う言葉ではない。」

聖夜は文句を言いながら、
隼人に言った。

俺は隼人の事は好きだよ。
けど親友として。

お前の気持ちは絶対に
えみりに届くよ。

アイツは絶対にお前の
心を直すよ。

・龍矢サイド終わり・
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