恋した相手はライバル!?
「何でキスするの!!
私の初めてキスを・・。」

「靴下をツリーに
飾らなかったのは・・。」

「ハッキリ言ってよ!!」

「願い事がいつも叶う
事がなかったから。」

「いつも・・・?」

「ああ。
俺はずっと1人で過ごした。
そしていつも祈った。

家族と一緒に過ごしたいと。
けど忙しい親たちとは、
1度も祝った事は無い。」

「1度も?」

「ああ。
だから昨日は嬉しかった。

みんなが揃う事は
俺が産まれて1度も無い。」

私は知った。
彼の心にあった本当の傷。

だから龍矢に声を掛けられ
好きになったんだ。

龍矢なら裏切らないと、
隼人君は思ったに違いない。


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