恋した相手はライバル!?
「お前龍矢のこと
好きなんだろう?」

「そうなの!!」

兄の言った言葉に
優子さんの目が輝いた。

「いや・・・。」

2人が私に近寄って
私は逃げれないと
思ったときだった。

「ただいま。」

ママと麗子さんの声が
聞こえていた。

「どうしたの?」

ママは驚いた顔を
していた。

そりゃそうだよ。
2人が私を追い詰めて
いる所を見たから。

「久しぶり。香織ちゃん。」

兄と優子さんを
押し退けて私に
抱きついてきた麗子さん。

優子さんそっくりで
直ぐに抱きついてくる。
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