プラネタリウム ―流れ星に願う叶わぬ願い―
「おーい、連」





待ち合わせ場所には連しかおらず、優香はまだいなかった。








「音菜も来たんだ」
「うん。連くん、久しぶりだよね」
「優香は?」
「また、遅刻みたい」
「『また』ってなによ。久しぶり、勇二、音菜」
「痛いな。優香」
「自業自得でしょ?私の悪口言ったんだから、それくらいの報いはあるはずよ。ね、音菜」
「う、うん」





急に振られ、戸惑いながら頷いた。





「で、どうすんだ?集まったのはいいけど」
「話したいからひとまずどっか入ろうぜ」
「了解~」






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