プラネタリウム ―流れ星に願う叶わぬ願い―
空港には様々な人がいる。
見送りに来た人、国内に行く人、海外に行く人、遊びに来た人。
たくさんの人が行き交う中、勇二と勇一は音菜の養父と話しをしていた。
「あの、本当に良かったんですか?家を売ってしまって」
「……いいんだ。音菜には迷惑ばかりかけてしまった。俺は本当の親子なのに」
「え?」
「……。これを君に」
「何ですか。これ?」
「妻との婚約指輪。今、音菜にも渡っているだろう」
「こんな大切なもの……。戴けませんよ」
「返さないでくれ。音菜が選んだ君だからこそ、私はこれを君にあげたいんだ」
「あ、ありがとうございます。大切にします」
「ああ。それと」
「それと?」
「本当は成人したら渡そうと思っていた手紙だ。勇一くん、これを卒業式の日に音菜に渡してくれないか?」
「わかりました。ちゃんとお渡ししますので」
「よろしく」
見送りに来た人、国内に行く人、海外に行く人、遊びに来た人。
たくさんの人が行き交う中、勇二と勇一は音菜の養父と話しをしていた。
「あの、本当に良かったんですか?家を売ってしまって」
「……いいんだ。音菜には迷惑ばかりかけてしまった。俺は本当の親子なのに」
「え?」
「……。これを君に」
「何ですか。これ?」
「妻との婚約指輪。今、音菜にも渡っているだろう」
「こんな大切なもの……。戴けませんよ」
「返さないでくれ。音菜が選んだ君だからこそ、私はこれを君にあげたいんだ」
「あ、ありがとうございます。大切にします」
「ああ。それと」
「それと?」
「本当は成人したら渡そうと思っていた手紙だ。勇一くん、これを卒業式の日に音菜に渡してくれないか?」
「わかりました。ちゃんとお渡ししますので」
「よろしく」