プラネタリウム ―流れ星に願う叶わぬ願い―
「これが一番好きかも」



そう言って誕生日の時の写真を指差した。





「それか」
「俺もそれが一番大切な写真」





「音菜。この写真の話し聞くか?」



音菜は頷くわけでもなく、ただ勇二の目を見ていた。

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