プラネタリウム ―流れ星に願う叶わぬ願い―
そして週末。



音菜は浴衣を着て祭りに向かう。
赤い浴衣にいくつもの花が描かれている。



家にいるのが嫌になった勇二を迎えに待ち合わせのバス停まで行く。



「勇二。お待たせ」
「……。行こう」


とても綺麗な音菜に勇二は言葉を失った。

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