プラネタリウム ―流れ星に願う叶わぬ願い―
「ただいま」
「お帰り。いいのあった?」
「うん。クルルのシュークリーム買ってきたよ」
「ありがとう。美味しいんだよね」




勇二の父は音菜にとって本当の父親のような存在。



「飲み物、何がいい?」
「「いつもの」」
「ココア」
「コーヒー」
「了解」







勇二の部屋に向かった。
「どんな喫茶店なの?」
「どんなのって……。普通の……」
「コスプレみたいのないの?」
「うん」






「はい。どうぞ」
「ありがとう」




おぼんの上にはココア一つ、コーヒー二つ、紅茶が一つ乗っていた。


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