*。゚*hands*゚。*

「この場所でそんな言葉にどと使わないで」




俺のことを睨みながら
唇を噛み締めた



てか何で俺が怒られてるわけ?




それくらいで怒るなし



そんなことをぐちぐちと心の中で言っていると
女はガキの手を握って歩きだした




そして俺とすれ違う時に小さな声で呟いた



「あとね、言っとくけど・・・あたしは・・・そんなこと言われなくたって、そのうち死ぬわ・・・安心して」




そんな言葉に無意識に振り向いてしまう




女はガキの頭を撫でて
「もう大丈夫よ?部屋に戻ろうか」
と優しく言い、どこかへいってしまった





「ばかばかしい」




俺はそれだけ言い捨てて
病院を後にした



< 11 / 253 >

この作品をシェア

pagetop