*。゚*hands*゚。*
中に入るとベットに座り、俺に背を向ける瑠璃華の姿
「瑠璃華・・・」
そう恐る恐る呼び掛けると瑠璃華はパッとこっちを振り向く
俺の顔を見て少し驚く
でもすぐに俺から目を反らす
「何で来たの?」
返ってきたことはそんな冷たい言葉だった
「何でって、昨日来れなかったからさ」
そう笑っても瑠璃華は全く笑顔を見せない
「昨日ママにあったでしょ?」
そんな言葉にドキッとするけどまけじと言葉を探す
「あぁ、会ったよ。でも俺さ、「もう来なくていいから。お願いだからもう来ないで?」
消えそうな声でそう訴える
「なんだよ。嘘だろ?」
顔が引き攣ってしまう
まさか瑠璃華にまでそんなこと言われるとは思いもしなかったから
「ほんとだよ。何か面倒なんだよね。それに瑠璃華死ぬんだって〜。だからさ恭平みたいに平然と普通に生活してる人見るとムカつくんだよね。何か別世界じゃん?
この前病院の外出てみたけど恭平と瑠璃華じゃ毎日見てる景色すら違うんだよ。羨ましくなっちゃうの。だからもう関わりたくない。」