秘密な契約と掟破りな愛
大人しく遣られて死ぬなんて嫌。それならせめて抵抗して死ぬ方がいい。
私は無我夢中で走った。頭が混乱しているせいか…道路とは反対方向へ向かって走ってる。
「ハァッ…ハァ……馬鹿だ…私っ…」
噴水のある広場まで結構な距離がある中全速力で走るも後ろから凄い勢いと目付きで男が追い掛けて来る。
男の足に敵う筈もない…。
どんどん男は近付いて来る。
私の傍へ近付いた時、男は一気に刃物を振り上げて大声で叫び私はギュッと目を閉じた…。