素直な気持ちを...
「嫌いなら構わないでいいじゃん」
「…そう、ですよね」
「矛盾してるよ…言ってること」




薫ちゃんの言葉は
ずっさりと心にしみた。





「いなくなるのは…あたしだ」




あたしは2人に背を向け、
トボトボ街をふら付いた。





いなくなるのは…あたしだったんだ。
もう楽になりたいよ。






あたしは学校へと向かってた。




気づけば屋上で…
まるであたしじゃないみたい。
呪われたみたいに勝手に進む足。





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