素顔の先輩と甘い休息
「あのっ…私…否定はしてないんですけど、あまりこの部屋に長居していても…その…匠先輩に多大なるご迷惑をお掛けしてしまうので…。」


「迷惑?もしそうなら、翠央をこの部屋に入れてないけど?」


「え…?」


私…先輩にとっては迷惑な存在じゃないの…?


だって、知られたくない秘密を握ってる厄介者じゃないですか…。


本当は口止めして、さっさと部屋からも追い出したいんじゃないんですか…?



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