小さな約束
カルテ3


あれから3日…。




俺は光流とまあまあ仲良くなった。




そしてわかったことが一つ。


光流は笑いのセンス0。


でも天然だから素の方が笑える。




でもあの勝負は終わってない。


勝負かどうかもわからないが、俺は素直じゃないから光流の前では笑わないようにしている。






しかしそれは突然…真夜中に起こった。




「竜太!竜太!!」




「…何だよ…」




ぐっすりと寝ていたらいきなり光流にゆり起こされた。




「竜太!行くよ!!」




「…あ?寝ぼけてんのか??」




「竜太こそ寝ぼけてんの?
反応遅いよ」




「…お前…今何時だと思ってんだよ…」




俺は半分寝ながらもぞもぞと動いて時計を見た。




「…あ!?まだ12:30じゃねーか。真っ暗じゃん」




「いいの!ねぇ行こっ!!」




「…どこにだよ」




光流はニカッと笑って上を指差した。
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