紅い月
「ぐっ・・・」





すると二人の身体が同時に崩れそのまま床に倒れ込んだ。









「嘘だろう?」







「あの永倉隊長と相打ち・・・?」








その場にいた隊士たちはみんな目を見張った。







だが土方だけは(やっぱりな・・・)と何かを確信していた。








「おい、勝っちゃん・・・」







「あぁ、まさかここまでだとは・・・・」








近藤はそう言いながら凛に近づいた。









「凛くん、君は採用だっ!!今日から君は俺らの仲間だっ!もう一人じゃないぞっ!」







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