魔女のカウントダウン☆

隣の住人。相馬幸和君(22才)と雅ちゃん(20才)

あれから、何故か親交が深まり、彼らは良く箸を持ってこの部屋に来る。

雅ちゃんが、秋田県から上京して同棲を始めた2人
どうやら、雅ちゃんの作る料理は不味いらしい。

幸和君が、ぼやいているのを見兼ねて、幸也が夕食に誘ったのが運の月、ちょくちょく夕食時になると彼らがやって来るようになったのだ。


『女ならさあ〜 料理位作れなくちゃね!』


そう、雅ちゃんに言うあたしを見て


『お前が言うな!!』

と幸也は怒ってたけど、はて…何のことやら?

怒こられる意味が解らない。

まあ、でもとにかくこの2人は、仲良くやっている。
幸和君は、バイトで食いつなぐ売れないストリートミュージシャンである為、雅ちゃんの両親に結婚を反対されていたが、 来春 見事に両親の許可が降りて結婚する事になった。


今日は、美紀と雅彦は勿論だが、 幸和君と雅ちゃんの お祝いでもあるのだ。
そうそう
何故、幸和君が雅ちゃんの両親に許されたのか?
少しだけ…触れておこう。
実は、幸和君はあれから間もなく、大ブレークしたのだ。

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