魔女のカウントダウン☆


翌朝、チェックアウトを済ませると、あたし達は、車に乗り込み、東京への帰路についた。


高速のETCゲートを抜けると 車は、一気に加速する。
来た時同様に、車の後部では、4人分のスキー板が風にあおられ、カタカタと音をたてて、鳴っていた。

後部座席のシートに凭れながら、窓の外、秒速に過ぎて行く、長野の街に、あたしは


『バイバイ』


そう小さく呟き



手を振った。



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