伝えたくて、逢いたくて。
第2章 恋心
なんとか帰り着いたあたしは、お母さんにこっぴどく怒られた。




ご飯を食べ、お風呂に入ったあたしはベッドに倒れ込んだ。




そして、今日を振り返り・・・




色々あったなぁ・・・





変な女の子には会うし、エレベーターには乗せられるし・・・




かっこよかったなぁ・・・




栗色の髪の毛。



ぱっちり二重。



少しはやしたヒゲ。




あたしはいつの間にかあの人のことを考えてしまっていた。




「ちっがーう!!恋なんかじゃなーい!!」




あたしはクッションを思いっきり投げた。



ボフンッ




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