探偵学園Q
「君の名前は?」



言ってすぐに雨洞さんはハッとした顔をして「ごめんね」と謝ってきた。



「別に君に記憶が戻るのを催促しているわけではないんだ」

「……」



…名前。

あたしは何て言う名前だったのかな。


──ユイ

「!」


「どうかしたかい?」


「…優衣」

「え?」

「あたしの名前」

「思い出したのかい?」



びっくりしている雨洞さんの問いに静かに首をふりながらそっと目を閉じた。



「あたしの名前は、優衣」


だって誰かが呼んでいるの。

優しい男の子の声。
あなたはだれ…?


あたしの名前を呼ぶのは、誰なの…?


顔もわからない貴方が
愛しく思えるのは、何で…




──貴方という優衣には消えてもらいます




~To Be Continue~
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