姪は叔父さんに恋してる
「…何が…っ!!」
何が、“叔父さんのことなら何でも知ってる”だ。
私は結局何も分かってなかったんだ。
叔父さんに隠し事をされた時点で、私は叔父さんの特別なんかじゃなかった。
叔父さんの気持ちを何も知らない時点で、私は叔父さんに言い寄ってきた女性達と同類だったんだ。
悔しい。苦しい。恥ずかしい。悲しい。恐い。
こんな空回り、馬鹿以外の何ものでもない。
こんなに時間が経ってやっと気付くなんて、自分の愚かさに殺意すら覚える。
「おじさ…っ!」
私がどんなに叔父さんに甘えても、どんなに可愛い姪をアピールしても、どんなに頑張ってどんなに悩んでも、
最初の最初から、希望なんて欠片も無かったんだ…!!