みひつの天然色


フラフラと、階段を上がって行って、その先にドアを見つけた。

屋上へ出るドア。

こういうところは、だいたい鍵がかかっているもんだ。

思いつつ、ドアノブを回してみたら、

開いた。

外に出る。

空は晴天。

何てことだ。

抜けるような青空っていうのか?

見事にあたしの心と反比例だな。

おかしくなる。

あたしはそっとそこから戻って、ドアを閉めた。

< 90 / 102 >

この作品をシェア

pagetop