みひつの天然色
よからぬこと?

って、まさか、飛び降りるとでも?

「そんなに思いつめてる覚えはないけどね」

「そうだよな。冷静に考えるとそうなんだ」

「で?何で家で寝てるはずの透夜がここにいるの?」

「それは・・・」

透夜は、あたしを見ながら、こちらへ上がってくる。

そして、一つ下の段で立ち止まる。

「唯一から訊いたから。昨日あいつが伽羅に何をしたか」

「え?」

「変なこと言われただろう?」

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