時計塔
暗闇からの卒業。





暗く広がる世界。



私に光輝く明るい世界などない。



そう思いながら私はただ何気ない日々を過ごしている。







『AM.6:25』




カーテンの隙間から朝陽が漏れる。



それとともに聞こえる微かな小鳥のさえずり。







3月18日




私はこの日が来るために生きているようなものだった。




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