巡愛。~ずっと好きだった~
「…201号室…。」
健ちゃんは丁寧に部屋まで運んでくれた。
「お邪魔します。」
礼儀正しくそう言ってから、ベッドまで私を運んでくれて、ゆっくり下ろしてくれた。
わー…酔いが回って、頭がクラクラする…。
健ちゃんが何か持ってきてくれた。
「水だ、飲んだ方が良いだろう。」
「……ん。」
気がついたらすごく喉が渇いていて、差し出された水を一気に飲み干していた。
「ありがと…ごめんね…。」
「気にするな。眠った方が良い。」
「…うん…。」
優しく寝かせてくれる健ちゃん。