Fortune



目の前に座る二人は
楽しそうにしゃべっていた



あたしは未咲が凌くんの隣に
座ったことじゃなく


今になって隣に座りたかったという

ただのむなしい願望が込み上げてきた



凌くんが笑うたび

胸の奥が痛くなった気がした



でもこの気持ちを気付かないふりをした



ただ凌くんの優しさに
自分が甘えているだけな気がして…



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