Fortune


「ちょっと由菜」


低いトーンであたしを呼んだのは

いつもいるメンバーの中の一人の『彩』



「ねぇいつまでそんな調子なの?」


「え…」


「落ち込むのは分かるよ、分かるけど…

気をつかってるこっちの
気持ちにもなってよ

みんな由菜を少しでも元気づけるために

いろいろ考えたりしてるんだよ?

さっきの舞子のカラオケだってそう…

分かってる?」


「ちょっと彩、その言い方やめなよ!」



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