君はまた僕を好きになる。
「幸雄ぉ~」
遠くから、幸雄さんを呼ぶ女性の声。
「あ、悪い。彼女呼んでるから、俺行かなきゃ。敦史、また近いうちに会おうな。あ、お前たち…もしかして…結婚とかは?するのか?」
「えっ!?」
思わず顔が赤くなっていると
「ヤッパリ…するんだな?」
「はい…俺、優香と結婚しようって考えてます。」
「そっかぁ。式の時は呼べよ。」
そう明るく言って
幸雄さんは彼女の元に戻って行った。
そして、入れ違うように優香が化粧室から戻ってきた。
「どうしたの?敦史。なんか、顔赤いよ。」
「えっ!?きっ…気のせいだよ。」
幸雄さんに言った言葉に照れまくりながら
「ヤッパリ顔赤いよ。熱でもあるの?」
と言う優香の手を握りしめ、誤魔化すように
「いいから、映画始まるぞ」と売店でポップコーンとドリンクを買って座席に座り肩を並べて映画を観た。
ハッピーエンドで終わる
恋物語りを…。