君はまた僕を好きになる。
そして、見終わった後、感動で泣いている優香の頭を軽くポンポンと撫でて
繁華街をウロウロしながら
昔話や、昨日の夜中、気付いたら毛布を何も被ってなくて寒くて目が覚めたとか
そんなツマラナイ話しをして笑って、肩を抱いて…
こんな他愛もない時間が
当たり前みたいに
これから先もずっと
永遠に続くものだと
そう信じていた…
アイツと…
再会するまでは…。
「うわぁ~大きいねぇ~」
目的地の港に着いた俺達の目の前には
沈んでいくオレンジ色の夕日に照らされたクルージング船の姿。
「今からこれに乗るなんて…夢みたいだね…」
そう瞳をキラキラ輝かせながらクルージング船を見つめる優香。
「夢じゃないって、ほら、行くぞ」と手をひいて乗り込んだ。
中にアイツがいるなんて…
思いもしないで…。