君はまた僕を好きになる。


「優香!優香!どこだ!?どこにいるんだ!?優香!?」



アパートを飛び出し、手当たり次第に探しまくった。

思い当たる場所に行き、息を切らして優香を探し回った…


だが…どこにも…

どこにも…優香はいなかった…。




「どこに行ってしまったんだよ…ゆうか…」





街路樹の木にもたれ、激しく襲いかかる不安感を抑えこんだ…。


しっかりしろ…!

考えろ!
考えるんだ!

優香が行きそうな場所は、きっと他にもあるはずだ!


思い出せ!
どこだ!?
優香が行きそうな場所は…。











「あっ…!まさか…いや…きっと…あそこだ…!」




ガクガクと震える足に『しっかりしろ!』と言い聞かせながら、俺が向かった場所…それは───…




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