君はまた僕を好きになる。

「ところでさ…」
気を取り直すように、身を前に乗り出しながら聞いてくる愛理


「なに?なにかまだあるの?」



「家族の事で、何か分かった?」



「えっ……?」


一瞬、あたしの中の時間が止まった気がした…。



『家族』



この言葉を聞くと
なぜか心の奥が
ギュッと締め付けられるようで


息苦しさを感じてしまう…。



どうして?
普通なら
家族の事が一番
知りたいんじゃないの?



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