いちばんの星


「さっきリヴィアに頼んだんだよ。お前と遊ばせてくれってな…
まさかここまでうまくいくとはな…」



男たちはお互い顔を見合わせて笑い合うとミュリエルの体をなめるように見つめた。



(遊ぶって…)



ミュリエルの顔から血の気が引いた。



「いやっ…離してッ!!誰か…んッ…」



逃げようと叫び声を上げるミュリエルの口を布でふさぐとミュリエルの服を乱暴に破った。



(いやっ………!)



瞳にたくさん涙をため必死で暴れるも、男三人の力には到底及ばなかった。



「おい、早くやっちまおうぜ…」



男のひとりがそう言うと、「わかってるよ」と別の男がミュリエルの胸元に顔を近づける…



「んんッ………」

(誰か助けて………)



その時。



カランカランッ



ミュリエルの瞳から涙がこぼれ落ちたとき、店のドアが勢いよく開いた。
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