SWEET PAIN ~先生がスキ~

♯023

さすがに耐え切れず、私はようやく水道をとめた。



一方洋人はというと



顔を拭いている私の横で、鏡を見ながら少し伸びた自分の髭を触っている。




その瞬間  



( ̄□ ̄;)!!!!!



『ぷっっ』  



私は思わず吹き出してしまう。



『あ? なんだよ』



不機嫌そうに私を見おろす洋人。



『先生きちんと鏡見ました?寝癖、寝癖がついてますよ・笑』



『あ、ほんとだ!!! 直んねーー!!!!!』



必死で水をつけてる姿がさらに笑える。



『はぁ・・・もういいや』


え? いいんかい・笑




『それよりお前、知ってる?』



『は? 何がです??』

























『実はここ、幽霊が出るらしいぞ』


























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