★秘密のイケメン執事さま。★甘い誘惑と罠
「カイロまで入ってるし」


「抜かりなしです」


「あははは、もう~」



私達は他愛ない話をしながらレンガ道をゆっくり歩いた。



太陽の光を反射して湖がキラキラ光っている。


こんな時間がずっと続けばいいのに・・・。



タロちゃんは明後日にはまた帰ってしまう。



淋しいよ。


タロちゃんと過ごす1分1秒が、とても大切なんだよ?


少しでも長く一緒にいたい。



私がそう思いながら、ふと前を見つめると・・・・




う・・・そ・・・・

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