★秘密のイケメン執事さま。★甘い誘惑と罠
「では、後で。すべて、私にお任せください」


タロちゃんは、そう、耳もとで囁くと、


あの最高に素敵な笑顔でニコリと笑い、


壁一枚向こうにペコットさんがいるのに、ゆっくり近づいてきて・・・




ん・・・っ



一瞬、強引に私の唇を奪い、荷物を持って立ち上がった。



「さて、行きますか」

「うん・・」

だから、タロちゃん切り替え早過ぎだって~~!!

もー!もーーーー!!



私はタロちゃんに引っ張られるように、ふらふらと部屋を後にした。
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