【さみ短3】初恋浪漫譚
これから。
 「そうだ!!言い忘れてた」
帰り道、暗くなった夜道で突然思い出した言葉。

「?」


「お兄ちゃん、結婚おめでとう」
やっと言えた。


「ありがとう」

結局、私の初恋は実らなかったなぁ……。

あれ?
涙が、涙が止まらないよぅ。

「ばーか、無理すんなって」
お兄ちゃんは私の頭を優しく撫でてくれた。

いっぱい泣いて……、
涙と一緒にお兄ちゃんへの気持ちを洗い流そうってしてのかもしれない。
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