ヤンキー彼氏は世界一
恋斗のお父さんの車にのせてもらい一緒に向かう。




恋斗は嫌いと言ってていたけど
わたしは、なんだか自分のお父さんのようで
暖かい気持ちになれた。




「ゆりあさんはご家族は何人家族なんだい?」




「私は、母親と姉の三人です。
お父さんはわたしが幼稚園児の頃に離婚して出ていきました。」





「そうなのか。すまないね変な事を聞いて。」



「い、いえ。全然いいんです。わたし、恋斗のお父さんと話しているとなんだか落ち着くんです。
ホントのお父さんみたいで…。」




「はははっ。そんなこと言ってもらえるなんて嬉しいよ。」






初めてみる笑顔は
恋斗にそっくりな優しい笑顔だった。





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