ヤンキー彼氏は世界一

覚悟

病院へつくと、

恋斗のお父さんの後について
恋斗の場所へと向かった。



わたしもお父さんも自然と早足になっていた。



そして、ついた場所は


普通の病室ではなく、


先生や看護師さんしか入れない無菌室になっている部屋だった。



わたしたちはガラスごしで見ることができる。





そこには、呼吸器を着けられていて、

包帯がぐるぐるで

痛々しい姿の恋斗がいた。


わたさは、泣かないつもりだったが思わず涙が溢れた。




「恋斗。目覚ましてよ。
わたし来たんだよ！
もう起きる時間だよ！
早く起きないと………。
ｸﾞｽﾝ…。
どおして…
わたし、、」





私は、その場に座り込んだ。





「ゆりあちゃん。大丈夫かい？ホントバカ息子だよ。でもこいつにとってゆりあちゃんは凄く大切な存在なんだと思うんだ。

父親としてお願いがあるんだ。
無理にとはいはない、
こいつを。
恋斗を支えてやってほしい。
これからもお見舞いにきて恋斗に会いに来てくれないか？」






「はい。すみません。
泣いてしまって。
わたし、これからも毎日来ます。
今まで恋斗に支えてもらったんです。
だから私、恋斗をずっと支えます。
わたしが今度は恋斗を守ります。


私、強くなります。」




「ゆりあちゃん。

ホントに迷わくかけてすまないね。

恋斗にとってゆりあさんはホントに大切だって亮くんにも言われてね、

私１人だけぢゃ駄目なんだよ。


君の力を借りたいんだ。

ホントに助かるよ。」



恋斗のお父さんはハンカチを貸してくれた。